【図解でわかる】現物給付とは
みっこ
医療事務ねっと
日本には、高額療養費制度というありがたい制度があります。
医療費が高額になったとき、ある一定の金額を超えた部分について、お金が返ってくる仕組みです。
「ある一定の金額」とは、自分(自己)が負担できる限度の金額のことで「自己負担限度額」といい、収入によって決められています。収入が多い人はそれなりに、収入が少ない人は負担も少なめです。
限度額適用認定証について、もっと簡単にいうと
「わたしの収入は年収400万円クラスなので、自己負担限度額は「区分ウ」で計算してください!この金額を超える部分については、わたしじゃなくて保険者に直接請求してくださいね!」
と病院に示す証明書です。そのため、限度額適用認定証を発行するのは、自分が入っている「保険者」になります。
自分の年収だと、限度額がいくらになるのか?知りたい方は、こちらの記事をどうぞ!
「限度額適用認定証」を病院に提示することで、自己負担限度額を超える部分のお金を支払わなくてもよくなります。
病院窓口にお金を支払うことなく、医療サービス(=現物)を受けることができるので、これを「現物給付」といいます。